梅雨の時期のヘアケアのポイントは、4つあります。
1つ目は、ブラッシングです。梅雨場にうねったり、広がったりする髪には、こまめなブラッシングをおこなうのが最も手軽なヘアケアです。梅雨場は水分が髪にまんべんなく広がっているため、ブラッシングをするだけで髪が落ち着きます。
2つ目は、水分バランスに気を配ることです。そもそも梅雨場のヘアトラブルは、湿気で髪が必要以上に水分を吸収し、もともとの水分バランスが変わってしまうでおこります。そのため、梅雨場は軽めのシャンプー(オーガニック系など)を使う場合は重めのトリートメント(オイル系など)を使う、逆に重めのシャンプー(ボタニカル系など)を使う場合は軽めのトリートメント(クリーム系など)を使うというように、髪の水分バランスを調整しましょう。
3つ目は、トリートメントです。髪にトリートメントをつけたらすぐには洗い流さず、蒸しタオルで髪を10分ほど包みましょう。こうすることで、トリートメントがしっかりと髪全体に浸透します。また、すすぎは余分なぬるつきがとれて髪がしっとりしている程度でOKです。さらに、梅雨場に髪が広がりやすい方は、ドライヤー前に洗い流さないトリートメントをつけるのも効果があります。
4つ目は、ヘアオイルです。タオルドライ後に適量つけましょう。また、湿度が高い日は朝の外出前につけるのも効果的です。ただし、梅雨場に髪がぺたっとなる方はヘアオイルを使うと重みがさらに増す可能性があるので、オイル系以外の保湿剤を使うようにしましょう。